台風21号の影響を受ける中でしたが、無事に秋季例大祭を祝い納めることができました。
沢山の関係者の皆様と共に最高のお祭りだったと思います。
そして、総社宮の大神様のご神意を感じられる鳥肌が立つような出来事もありました。
それは22日の国司着任儀礼のことです。残念なことに国司行列を行うことはできませんでしたが、拝殿での着任儀礼と、芸能の奉納は執り行いました。
芸能奉納最後に岡田修氏による津軽三味線「火の鳥」の演奏が始まる瞬間、今まで、穏やかだった境内の、まさに神様がお通りになる正中に、立てた幟の竹を何本もなぎ倒す程の突風が吹き抜けました。そして、その後に、御正殿から一頭の蝶が拝殿に舞い降りてきました。
これが何を意味するかは分かりません。
もちろん台風の影響もあり、偶然と言えばそうかもしれません。しかし、その場にいた約30名の参列者はそう感じませんでした。口々に、「不思議だ!」「こんな偶然があるのか!」「魂が震えた」等の声が上がりました。
私はあまりスピリチュアルな話をSNS等で発信するのは好きではありません。
しかし、今回のことは、あまりにも多くの方が心が揺さぶられる体験をされたので、皆様にご披露させて頂きました。
関係者の皆様、悪天候の中ご尽力頂きまして感謝申し上げます。
備前国地域の皆様に、沢山の秋の実りが賜られますことを心より願っています。
宮司 武部 一宏