· 

山陽新聞「岡山パクチー おいちー」

岡山パクチー を題材にした「岡山パクチー音頭」について、記事を書いてくださいました。
7月29日の「第一回岡山パクチー奉納祭」で初お披露目。

デニム生地で作ったアート幟についても同時に取材していただきました。

備前国総社宮が音頭制作

 備前国総社宮(岡山市中区祇園)は、岡山の新たな特産品として注目を集めている香草・パクチーを題材にした「岡山パクチー音頭」を作った。29日に同宮で開かれる岡山パクチー奉納祭で初披露される。(鈴木麻美)

 

 総社宮の近くに県産パクチーの主生産地である同市北区の玉柏・牟佐地区であることから、武部一宏宮司(44)が発案。知人で音楽教室を運営する矢野啓三郎さん(51)が詞と曲を作り、振り付けは津山市在住の女性2人が担当した。

 「パクチー おいちー 日本一」と韻を踏んだ親しみやすい歌詞で、2番まである。葉や茎の柔らかさやマイルドな香りといった特徴も盛り込んでいる。振り付けでは手をクロスさせ、親指と、他の4本の指とで「パクパク」という動きをしたり、小指を立てて手話の「ち」を表現したりする。今月から同宮関係者やパクチー生産者らが、本番に向けて音頭を練習してきた。

 岡山パクチー奉納祭は午後5時~9時。5時から神事を行い、音頭の披露は6時、7時20分の計2回、やぐらを囲うようにして踊る。会場にはタコライス、カレー、たこ焼き、ギョーザなど、全てパクチーを使ったメニューが登場。ドレッシングやグラノーラ、パンの販売もある。雨天の場合は一部内容を変更する。

 「岡山パクチー音頭」の振りは、動画投稿サイト「YouTube」やイベント名のフェイスブックで見ることができる。武部宮司は「パクチーにより親しんでもらえるきっかけになれば。音頭が全国に広がってほしい」と話している。

 

[ 岡山パクチー音頭 ]

1番

※ パクチー おいちー 日本一

 岡山パクチー おいちー 世界一

※繰り返し

は~ 岡山パクチー

は~ マイルドな香り

きみどり色が美しい

葉っぱも茎もやわらかい

 


「幟アート」楽しんで

 29日に備前国総社宮で開かれる岡山パクチー奉納祭には、「幟アート」と称して県内外のアーティストがデザインした幟がお目見えする。

 岡山をはじめ、東京、広島のシルクスクリーン作家や書家ら7人が計9本を完成させた。縦3.6メートル、横0.45メートルで、倉敷市児島地区のデニム生地を使っている。

 「備前国総社宮」の文字と奉納者名を入れる以外、デザインは自由。カラフルな色彩や書でダイナミックに表現したタイプなどがあり、作家それぞれの個性が光っている。同宮のご祭神・大国主命が登場する神話「因幡の白兎」をモチーフに、ウサギやサメを描いたものもある。

 奉納祭実行委員長の笠原義久さん(44)=倉敷市日吉町=が「神社に関心を持ってもらうきっかけになれば」と企画。地域住民らが参加できる幟アートのワークショップを開くことも検討しているという。

 当日は参道沿いや駐車場付近に設置。今後は夏祭り(8月5日)など同宮の行事でも立てるという。(鈴木麻美)


バナー「神輿修理のご寄付のお願い」


お問い合わせ先: 

電話: 086-275-7055

住所: 岡山県岡山市中区祇園596